座間味村ホエールウォッチング協会 平成25年度の活動

座間味村ホエールウォッチング協会

2014年3月5日サンゴの日に慶良間諸島が国立公園に指定されました。座間味の自然がこの先もずっと残り続けるよう、観光業と自然との共生を今まで以上に考えながら、さらなるウォッチングツアーの質の向上とお客様への満足度の向上に努めました。


1.広報・情報サービスの強化

県内の観光サイト(美ら島物語、沖縄物語など)への情報提供等を継続して行うほか、しながわ水族館でのパネル展やグッズ販売、イベント、池袋サンシャインでのマリンダイビングフェアでのレクチャー会など、県外での広報活動も増えました。今年度は国立公園指定もあり県内外でのメディアや共同通信、新聞、雑誌への情報提供も格段に増え、座間味での取材撮影も行いました。


那覇市のさいおんスクエアではパネル展の他、カレンダーデザイナーのpokke104さんとワークショップなども開催し、クジラをさらに身近に感じてもらうことができました。

ネットを利用した広報活動としては既存のホームページ、ブログ、Facebookの更新を頻繁に行い、シーズン中の集客増加につなげていきました。


2.安全運行体制の確立

海上運送法に基づいて、安全規則及び利用保護規制に適用した運航に務めるとともに、安全運行体制の確立のために連絡体制の強化を図りました。

事務局への迅速な連絡をおこなうこと、および役場や診療所等との迅速で的確な連絡を徹底し、また他地域などの事故事例を参考に安全運行の再確認をする機会を設けました。また、他地域のウォッチング業者との情報交換を行い、事故などの情報収集から対応策なども検討する機会が増えてきています。

3.個体識別写真(ID)の収集・整理

ザトウクジラの尾ビレの写真及び行動データを収集し、個体識別を明確にして生態についての情報を集め、お客様への説明の充実を図りました。

今シーズンも沖永良部島、奄美大島などに回遊した個体とも照合されました。他にも各地から尾ビレの写真が届いているので、今後も照合作業を行ない、回遊ルートの解明に繋げていきます。今シーズン(3月10日現在)175頭の個体が識別できており、平成23年度までに計1153頭の戸籍簿ができあがっています。まだ戸籍簿に含まれていませんが、24、25年度も新規個体が多く確認されているので、さらに識別頭数も増えていくと思います。

また今後は県内で個体識別調査を行っている他団体とデータの共有を図り、さらに詳細なデータになるよう連携をとる方向です。


4.オリジナルグッズの開発と充実

協会オリジナルグッズの開発と充実に努めて、利用者に宣伝していただけるような仕組みづくりをおこないました。人気の高いホエールウォッチングフェスタカレンダーデザインでのグッズも種類を増やすほか、今シーズンはスマホ商戦にのりiphoneケースも作成。村内在住のデザイナーの方にイラストを書いて頂き新作のTシャツも作製し販売しました。4月には村内で座間味島物産共同組合が発足するのでシーズンオフ期も含め、販売促進及び宣伝効果のアップに動いています。


5.ガイドの育成

昨年から協会独自のガイド講習を強化し、修了証の発行を行なっています。新規参入業者に関してはこのガイド講習を必須条件とし、船上においての安全管理からガイドの質の向上を図っています。クジラのみならず海・山・島について案内できることがサービスの向上となり、結果として村外事業者との比較優位につながると考えて、スタッフ勉強会などを頻繁に企画・運営してスタッフ・ガイドの育成を図り、質の高いホエールウォッチングの提供に努めています。


6.村内の体験事業との連携

村内の体験メニューと連携して内容を充実させ、村内滞在時間の延長を図っています。また、座間味村観光協会を通して村内他業種との連携も行なっています。

7.関係機関・団体との交流

東京都御蔵島でガイド講習の講師を務めたり、県内の沖縄ザトウクジラ会議で講演も行ないました。来年度中には日本国内のイルカ・クジラウォッチング関係者の業界団体を設立する方向で動いています。

また、JICAからの海外研修での講義を行なったり、座間味幼稚園へ訪問しクジラについてのお話し会なども行ないました。

環境省からの「慶良間諸島周辺海域における鯨類モニタリング調査業務」も行なっています。昨年までは座間味周辺海域のみの調査でしたが、今年度は渡嘉敷島周辺海域の調査も行いました。


8.行事・イベントの主催、共催、協力

ホエールウォッチングフェスタなど、村内行事・イベントに積極的に参加協力し、フォーラム「クジラについての語り合い」で講演を行いました。このイベントではmont-bellやBE-PALの協賛のもと、他の離島観光協会関係者にも参加して頂き、イベント内で座間味地産のものでの食事会も挟みながらクジラや観光業などの講演を行いました。参加者にはじゃんけん大会による景品プレゼントも行い、今までとは違ったさらに充実した会になりました。3月10日(ザトウの日)を含む前後一週間に行っている「ザトウの日週間」は6年目を迎え、今年度は国立公園指定記念スペシャルと題して、新しい企画にも取り組みました。ウォッチング乗船者全員には外れクジなしのくじ引きを行い景品をプレゼントしました。期間中のイベント「一人一鯨会」では「カレンダー作成作戦Go!Go!」を行い、12枚選出。選ばれた写真を使い来年度のカレンダーを作製し、協会グッズとして販売予定です。


ミュージアム

生きたまま阿真ビーチに座礁し、その後死亡したシワハイルカの骨格標本が完成しました。村内の子供たちにも参加してもらい完成した骨格標本は座間味港ターミナル内で展示し、ウォッチングに来られたお客様にも見て頂くことができました。その他にも(一財)沖縄美ら島財団より標本を貸して頂き、協会オープン中はザトウクジラの肋骨やその他鯨類のせきつい、骨、ヒゲや歯なども展示し見て頂くことができました。


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