ゆらてぃく、ゆらてぃく さぶぬ村(よってらっしゃい白保村)

特定非営利活動法人夏花(なつぱな)

石垣島白保集落では、 2004年より地域コミュニティが主体となった持続可能な村づくりに取り組んできました。これは、新石垣空港の開港を見据えて、村人が次世代に守り、伝えたいものを明確にし、村をあげてその保護、継承とその活用による白保村の活性化に取り組むものです。こうした活動の支えとなるものが2006年白保公民館により制定された「白保村ゆらてぃく憲章」です。同憲章に基づく村づくりを促進するために2013年5月“特定非営利活動法人夏花(なつぱな)を設立し、本物の島の文化、自然体験を提供するためのエコツーリズムの開発に取り組んでいます。

1.白保集落の概要

白保集落は、沖縄本島より南西に約400km離れた石垣島の東海岸にあります。人口約1,600人の、古くからの農村集落です。人々は海の恵みを多様に利用し、サンゴ礁文化と呼ばれる暮らしを営んできました。集落の東のサンゴ礁は、世界最大級のアオサンゴ群落で知られています。WWFサンゴ礁保護研究センター・しらほサンゴ村が立地し、地域との連携・協働によるサンゴ礁保全に取り組んでいます。2007年には、西表石垣国立公園海中公園地区に指定され、2013年には白保地域内に新石垣空港が供用開始し、八重山の玄関口にふさわしい村づくりに取り組んでいます。

石垣島
石垣島

2.特定非営利活動法人夏花(なつぱな)

「夏花」は白保地域住民の有志からなる村づくりNPO法人です。その設立は、WWFが立ち上げや運営を支援してきた「白保村ゆらてぃく憲章推進委員会」「白保魚湧く海保全協議会」「白保日曜市」の機能、活動を統合することを目指したものです。組織の運営や村づくり活動をコーディネートするための専従の職員を雇用することで、地域の若者の就業機会を創出するとともに村の活性化を図ろうということが設立の動機となりました。

雇用を担保するためには収益事業に取り組む必要があります。そのため「夏花」では、白保の地域資源を活用したグリーンツーリズムやエコツーリズムに取り組むこととしています。これらの事業から得られた収益は、サンゴ礁をはじめとする地域の自然保護や文化の継承などに還元することとしています。また、白保日曜市(地域特産品の製造、販売)もまた、「夏花」の収益の柱の一つと位置付けています。

サンゴの海
サンゴの海

3.石垣島白保集落での自然・文化体験活動

「白保村ゆらてぃく憲章」は、新石垣空港の開港などによる自然環境やコミュニティの変化に備え、村の伝統や優れた資源を守り活用することが目的です。将来目標「海と緑と心をはぐくむ、おおらかな白保」を掲げています。憲章は、多くの住民の意見を把握し、白保の総意となることを目指しました。
「夏花」では、この憲章の具現化に取り組んでいくこととしています。その重要な一つの柱が自然・文化体験活動の実施です。時代の流れや生活の変化の中で、自然資源や文化資源が劣化、変質していきます。特に、何気ない身の回りの自然や生活文化は、文化財指定されているものや祭事など意識的に保全・継承されているものと異なり、失われやすいものです。「夏花」では、こうした島の当たり前の暮らしを通じて、自然や文化の素晴らしさを知っていただくことの出来る島人との協働の機会を提供していこうと考えています。これらの活動に参加される島外からの皆様は、お客様でもあり、白保の村づくりを支援して下さる力強い助っ人だと考えています。


白保での自然・文化体験活動の受け入れは、「夏花」が窓口となり、これまでも白保で様々な活動を展開してきた多様な団体のノウハウを結集して行います。白保での宿泊体験をご希望される団体の皆さんは、是非、事務局にご連絡ください。オリジナルのプログラムを提案させていただきます。
(夏花事務局 E-mail: nponatsupana@gmail.com


世界一のサンゴ礁でのシュノーケル観察会や原始的な漁具「海垣」での漁体験などは、白保サンゴ礁の保全に取り組む「白保魚湧く海保全協議会」のメンバーが担います。
また、自然の恵みを生かした郷土食の提供や郷土料理づくり体験、民具、工芸づくり体験は、村のおじぃ、おばぁの知恵や技を受け継ぐ白保日曜市のメンバーが担当します。「夏花」の設立に伴い、白保日曜市をその収益事業と位置付けています。その他にも芸能の村白保での舞踊体験、三線体験など地域にある研究所と連携して体験頂けるようプログラム作りを進めています。WWFサンゴ礁保護研究センターとの連携によるサンゴ礁保全などに関するスタディツアーやインターンシップの受け入れなども実施しています。


白保集落では、これまでも集落散策や自然体験プログラムの開発やガイド養成に取り組んできました。村の歴史や暮らしの成り立ちなどを理解し、石垣島を訪れる皆さんに白保集落の魅力を伝え、楽しく学んでもらうための技術の向上やノウハウの獲得が課題となっています。まだまだ、粗削りな取り組みではありますが、伝統文化の継承やサンゴ礁の保全、島の農業の活性化など、白保の村づくりに関わり、ともにこの自然と文化の継承に取り組みたいと考える皆さんにお越し頂けることをお待ちしています。

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