長らくご支援いただき有り難うございました ─ 解散にあたってのご挨拶 ─
さる12月4日に開催された臨時総会において、特定非営利活動法人沖縄エコツーリズム推進協議会の解散決議が可決されました。
当協議会は、沖縄県内の関係地域団体のネットワークによるエコツーリズムの推進を目的として平成18年に設立され、以後、沖縄県観光・環境部局によるエコツーリズム推進施策実施の一端として、多くの関係者の協力を得つつ調査・企画開発、人材育成、環境教育、各種広報などの役割を担ってまいりました。
持続可能な観光地づくりに関する国内外の枠組みや制度の急速な変革と、これに呼応し地域ごとに新たな取り組みが始まるなど、エコツーリズムをめぐる社会環境に変化が生じ、また沖縄観光の国際マーケットでの地位の確立に資すため自然体験観光分野においても高度な専門的情報への需要が高まるなか、当協議会の脆弱な現体制では活動を継続し的確に応えるに能わず、沖縄県などによる新たな組織体制の発展的整備を期すしかなく、解散を選択するに至りました。
長きに渡り多方面よりご支援を賜りましたこと心より感謝申し上げます。
令和2年12月9日
特定非営利活動法人 沖縄エコツーリズム推進協議会
清算人 花井正光
エコツーリズムとは、「持続可能な観光地域づくり」と考えます。
沖縄の恵まれた自然や特有の歴史、伝統そして生活文化を守りながら、持続可能な観光活用を図る仕組みを組み立て、この活動によって対象となる地域に、持続可能な活性化と良好な生活環境がもたらされる、真の意味での豊かさがある地域づくりをすすめるものです。また、沖縄に暮らす全ての人々が、地域の自然・文化・歴史を理解し、愛し、最大の自信と誇りを持って来訪者を迎えられるような”ちむぐくるを育む活動”でもあります。
私たち「特定非営利活動法人 沖縄エコツーリズム推進協議会(英名Ecotourism promoting Council Okinawa略称ECO-Okinawa)」は、持続可能な観光地域づくりを県内各地域において主体的におこなう多様な方々の連携体制であり、このつながりにて沖縄でのエコツーリズムを推進していきます。
沖縄県におけるエコツーリズムの定義
- Ⅰ)自然・文化・歴史の適切な保全と持続的な活用
- Ⅱ)地域の活性化
- Ⅲ)訪問者が適切な案内をうけて地域の自然・歴史・文化とふれあう活動
という3つの要素をみたす観光の考え方
ECOな島をめざして

ECO-Okinawaの考えるエコツーリズムの推進
1.エコツーリズムの展開は地域主体で
沖縄県エコツーリズム推進計画にて、地域とは「沖縄県というくくりよりも小さい、エコツアーの現場も含めた人が集う単位をあらわす。おおよそ市町村単位を意図するが、時に字・集落単位であったり、いくつかの市町村のくくりとして使用する場合もある。」と定義されています。
エコツーリズムの推進には、この地域の主体的な活動が最も重要と考えています。 それはなぜか... read more
ECO-Okinawaの連携体制
以下の団体のみなさんと、緩やかな連携をもっています。

NPO法人 沖縄エコツーリズム推進協議会
・地域連携によるエコツーリズムの理念の啓発、推進
・情報把握、意見交換、企画提案、広報
- 沖縄観光施策への進言
- 沖縄街づくり施策への進言
- 沖縄環境保全施策への進言
- 沖縄環境教育施策への進言 など
CSRツーリズム

企業のみなさまとの連携を
エコツーリズムをキーワードに、観光と環境と教育を結びつける活動をすすめています。
観光の発展がある沖縄、魅力ある自然・文化・歴史があう沖縄、だからこそ可能な、必要な活動です。
この活動に、企業のみなさまとの連携を求めています。
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